やや大きい港、外灯の下にクルマをつける。
とりあえずメシを・・・・
ということでランタンに火を入れ、コンロを組み立てる。
フライパンでソーセージを焼いてビールをぐびぐびやってたら・・・・。
すっかりごきげん。
無風快晴、外灯の下なのに星がきれい。
メシを作る&食うことに集中している横で、相方は夜釣りの餌の準備。
アジを投げ込んで、ヤエンで釣ったろかい!というような思惑なんだけど、
ぼちゃん・・・・と投げ込んだらそのまんまの置き竿。
ビールが終わって島産の焼酎に進んでますますゴキゲン。
ときどき置き竿をあげてみる。
何度か餌がかじられているので、「いるこたいるんだねえ~~~」
なんてことを話しながら、あたしはライズをねらっての活アジ釣り、ワームを投げてみる(フライは持ってきてなかったのだよ、うん)
赤潮の影響か、夜光虫がえらい多いんだけど(先日テレビでやってた中米の海なんぞメじゃないぞ)サカナはいるようで、ライズの度に青白い光が水面を走る。
小さいワームを引いてたら簡単にかかったので、「これを餌にするかね・・・」なんていいながらぶり揚げたら・・・・・
なんとまあ、「ハタンポ」ちゃん。
相方は随分ツボにはまったみたいで延々と笑い続けてたけど(酔っ払ってた、という理由もある)・・・・・笑いすぎだぞ!せっかく活き餌をゲットしたのにっ!
ばかばかしいので餌にせずにリリース。
笑い疲れた相方、岸壁の端の方で用を足してると・・・・・
ずるずる。
!
さ、竿が動いとる!
あわてて竿にとびかかり、なんとかロスト回避&竿を立てる!
ずぅううう~~~ん!
な、なんかでかいんでないかい????
戻ってきた相方に竿を渡し、巻きにかかる。
カタイカタイポセイドンの竿がえらく美しく弧を描く!
ドラグも鳴る鳴る!
しかし。
かなりの大きさのイカがかかっているようなんだが、餌でのイカ釣りがはじめての二人、ヤエンのかましかたもわかんね~~~~
やんや言ってたらギャラリーのおにいちゃんが
「ちとかしてみ」
と、ヤエンをかけてくれた。
で、するするぼちゃん・・・・・・
ちょっとおいて、期待いっぱいであわせる相方!
・・・・・。
ひっかかった。
どうも、浮かせ方がたらんかったらしい・・・・・。
結局ヤエンをなくして終了・・・・。
過去、3kgを釣ったことのある相方、
「少なくとも2kgUP,おそらく3kgあったはず・・・・・」
と悔しがる。
う~~ん。それを言われると・・・・・
竿にとびついてスグに巻いとくんだった・・・・・・・(反省)
でもまあ、あとでいろいろ聞いたら、餌を抱いたデカイカはちょっとやそっとじゃ離さないらしいから、次回かけたときはとっととリールを巻くことにしましょう。
二人してかなりの興奮だったのだが・・・・
このあとはうつぼを一度かけて終了。
すっかり酔いもさめたところでテントを張る。持ってきたのが山テントでよかった。キャンプテントじゃ一人で張るのはしんどいもんね。
星空を見ながら岸壁で寝てしまった相方を引きずってテントに押し込み就寝。
う~~ん。歯ブラシを忘れたのがいかんかったな(どうでもいいか)
翌朝は夜明け前に起床。雲がかかって夜露もなし。テントもぬれておらずラッキー。
撤収後、明るくなるまで外灯下でエギを投げる。
相方が一度かけて竿を曲げたがとれず。
なんだか潮位も高いみたいだし、やる気がでてきた。
とりあえず前日一投目から釣れた堤防へ向かう。
つづく。
え?
釣ってネェくせに引っ張るなって??
まあ、ネタがないんだからカンベンして。