理想を言えば、「近場でさくっと釣ってくる」
こういうスタイルが自分にとっては「いちばんエライ」わけであるから、自分の腕のなさを棚にあげて、遠くに行きさえすれば釣れるのだ。なんてのは・・・・あまり「エラク」はネぇわな。
しかし、
「キロアップががっつんがっつん!」
「でかいのがばっこんばっこん!」
なんてハナシが入ってくれば、やっぱ「エラクならんでもエエわい!」
ってな気になる。
だからちょびっと遠征。土日のお泊りで離島へ。
アタシがえらくないせいか・・・・・・・? 船の予約を入れようとしたらなんとまあ、キャンセル待ち。もし船に乗れなかったらしゃれにならんな・・・てなハナシだったが、クルマが小さいおかげか、なんとか乗ることができた。
現地にはエギンガーが多い、とのハナシだったのだが、情報たっぷりの有名ポイントはあえてはずして、ほとんど情報がない方へ行くことに。自分たちでポイントをさぐってみよ~~ってなつもりでの選択。「エラクない」ながらの、これがせめてものこだわりか。(結果的にその情報の少なさが無駄足になるのだが)
で、「あそこにいってみよ」で決まった一つ目の堤防。
遠征一投目。
?
フォールの最中からなんだかおかしい。
着底したようなのでしゃくりを入れてラインをはる。
ずずずぅ~~~~~~~~ん!
びし!
うそお!
一投目からかよっ!
おまけに・・・・・
おみやげがついとるやん!二杯も!
しかもエギを抱いとるのの倍の大きさ!
こ、こんなのホントにあるんや~~~~DVD見てるみたい~~~
なんて思ってたら、エギを横取りしようとする。
カンナにかかんね~~かな~~~と思ったが甘かった。
というわけで遠征一投目で650g(実測)
釣ったときはキロ近いと思い、相方にニコパチ写真までとってもらったのだが。
やはり久しぶりなせいか、目測が甘い。
しかし、一投目でこのサイズ(随分ひさしぶり)をとったのだから、うれしいはずなんだがあまりすっきりしない。もやもやもやもや・・・・・ってか。
原因は・・・・・・・・・・・追ってきた「でかい」やつ。
そいつのイメージがあまりにも強烈だったためか、自分の釣ったものがどうにも貧弱に見えて仕方ない。
さらにダメ押しは。
そのでかいやつを・・・・・
相方が次の一投で釣ってしまった。
でかいほうは実測1.6kgだったそうだが、その時は2キロ近くのサイズに感じたゾ。
つまりは・・・・・
とられちゃったってわけ。《悔しいので画像はナシ)
まあ、「イカ釣りは腕の差が出るからねえ~~」という彼の口癖のとうりだった。ということにしておこう・・・・・・(でかいのがたくさんいるんだからアタシにも釣れるやつがいるはずサ!)
さて。
しょっぱなから景気の良い話でヨロシイのだが・・・・。
実はこの後、二人ともスダが続く。
晩飯用に・・・・と、たまたまみつけた見えイカをかけるもぶり上げ時に落としてしまうし。
延々と山道を走って移動しても、あたりどころかコロッケすら見えねぇし。
堤防に墨跡もついてない始末。なんだなんだなんだ??はじめばっかかよ・・・・。
で、おかしいおかしいおかしい・・・・をくりかえしつぶやきながら移動ばかりしてたら・・・。
日が暮れた。
ふう。
とりあえず港の外灯の下でメシの準備。
・・・・・・・・・つづく。