朝から下げ潮。
こんな時は釣れない、釣りにくい、との話はよく聞いていたのですが
実際に体験したことはない・・・
いや、あっても忘れてるのかな・・・・
朝方の用事をかたずけてテトラに立ったのは9:00.
先日とは逆の潮。
そらそうですわな。下げだもの。
左に投げて右に流れるのだけど、やはりあたらない。
3か所投げてあたらない。
で、4か所目で当たってしまった。
釣ってしまった・・・・・。
そう、釣ってしまったのです。
ピンカマス釣りをしたことがある人にはわかってもらえると
思うのですが、カマスって、一匹だけだとしんどいんです。
なにがしんどいって、ココロが。
「ああ。一匹のためにクーラーを汚してしまった。」
「さばかなきゃならん、一匹を」
だから、かかって足元まで寄せて、
「どうしよう、どうしよう・・・きっと二匹目は釣れねえぞ・・・」
と、悩んだんだけど、結局クーラーに入れてしまったわ。
あたしゃ「食欲で釣りする人」だし。
でも、幸いにもど干潮時刻の10:30前後にぽつぽつと。
上げ潮が入ってから少しは良くなるかな・・・・
とも思ったのだけど、済んだ海、晴天となればなかなかうまいこと
いかないですわ。ど干潮時刻近辺で川の流れが右へ流れるのだけど、それは
表層だけで、ちょっと沈めると左へ上げが入っていたりして。
これはこれで状況を覚えたぞ。
結局10尾で終了。
左からの風で、ずっとバックキャストをやっていたのだけど、
「釣れない」
と思っているのでちょっと集中してなげることができた時間もあった。
なんだかバックキャストが少しできるようになったような・・・
ただ、
「まっすぐ振る」
「バックを我慢して待つ」
ってことがほんの少しできるようになっただけなんだけど。
誰も褒めてはくんないので自画自賛。まあ、入れ食いの時に
その効果を実感できれば。
で。
数が少ないので、今日は趣向を変えて。
味付けしてみました。
ニンニク醤油に酒をまぜて、しばらく漬け込んでみた。
こうすればさばいた後、粉付ける前に水気をふき取る必要がないので
手間がはぶけるかな・・・と思ったわけ。水分も抜けるし。
味が悪くなければ大量に釣ったときも作業が早くなるかな・・・
という思いも。
で、悪くないです。
家族もそろそろ「すれて」くるころだったので、
お味のバリエーションが増えたのは歓迎だったみたい。
下味がついているので、粉ははたかずに
小麦粉に玉子、水を入れてかき回したやつに漬けて、
パン粉つけて揚げる。
ひと手間はぶけて楽だったし、旨かったし。
ま、よかったんじゃないかと。
数が少なかったので久しぶりに骨せんべいも作ってみた。時間があったので扇風機の風をあてて水気を飛ばしてみたら結構うまくいった。奥はたまたま作ってみたニンジンしりしり。これって、ほんとは玉子をあえるんだってね。ツナ缶でまぶすんだとばかり思ってた。沖縄料理ってことも今回知ったところだし。思い込みってのはちょっとしたきっかけで違うことがわかるもんです。なんだかいい勉強だった。