自分でビールを作ることのできるキットが売られていることは知っていた。
こういったキット(うまいビールの素ってやつ)が輸入されはじめた頃だったころだったか、アウトドアショップの店頭においてあったものを購入、こういったものが好きな親父に「作ってみ!」と、渡した。10年以上前の話。オヤジが作ったそれがどういう味だったのか、あまり記憶にないのだが、その後あまり作らなくなったことからして、それほどウマイものではなかったのかもしれない。
そんな記憶がある程度だったのだけど、菜園ブログつながりでお知り合いになった
まっくさん、自ビールを造っているというではないか。しかも、その、自分で造ったビール
、かなりウマイと書いてあるっ!
何度かそのページを拝見するに、なんだか自分でもやれるような気がしてきた。おまけに、かなりコスト的にもお値打ち感もありそう。初期投資に若干の金額が必要であるけれど、3缶同時に購入していれば、初期ロットは市販のビールと同じ額におさまるような計算。「あたしもやろ~~と思います」と、彼のブログコメントしたら、「なんでも教えてあげるよ~~~」てなお返事。
これは心強い!
と、適温がやってくる10月初旬を目標に、9月末に必要な道具一式を通販にて購入した。
購入先はこちら。
ほんでもってとどいたのは・・・。
「箱は中古品を使います」とのことで、みたことのない酒の箱にて梱包されていた。
で、中身は
けっこう大きなもんである。これは発酵容器なんだけど、この中に温度計やら打栓器、王冠、比重計などが入っている。
同時に購入したモルト缶は以下の3つ。
もっともポピュラーといわれているらしい「エキスポートピルスナー」、もっともなじみがありそうな「ラガー」、もともと大好きな黒ビールが作れるらしい「マイナーズスタウト」。
缶の裏にはこんな裏書が。
原産はニュージーランドなんだそうな。
そうな。って・・・・。
実はアタシ、20年近く前に1年ほどニュージーランドに滞在したことがあるのだわ。
その時、「こっちでは自分でビール作る人がけっこういるらしいよ」というハナシを聞いていた。実際にそれを使っている人にはあったことはなかったのだけど、その原料であるモルト缶が町のスーパーの棚に並んでいるのは普通に見ていたわけ。
どういうデザインの缶だったかは記憶にないけれど、ニュージーランドから輸入されたモルト缶が今、アタシの手元にあって、これでビールを造ろうとしている・・・・って思うと、すんごくわくわくしたのだわ。
うひひひ。。。。。
と、にやにやしていた9月末。
最高気温が30度を切る10月になるのが待ち遠しかった・・・・・。
つづく。