「腕は買えない」
フライの師匠の名言ではありますが、イカ釣りにも同じことが言えるわけで。
道具も獲物も買えますが、腕はどこにも売ってません。
だから、やっぱ場数をこなして上手くなりたい。
だから、今朝も修行にでかけます。
すっかり夜明け時間も遅くなっていたんですね。晴れているのに5:00am回っても明るくなりません。だからちょっと気分を変えて、今まで投げたことのなかったポイントへ。
しかし、浅場からはお返事がありません。
水中から立ち上がっているやや深場の障害物まわりへキャスト。
風がなかったのでややタルメぎみのラインでエギを沈めます。
すると・・・・
(ラインが)
すぱん!
「お!おるやんけ!」
すかさず小刻みダートダート!
・・・・・。反応ありません。
でも、いままでまったく投げたことがなかったところからなにかしらの反応があったのが嬉しい。
次回の作戦を立てるのもこれまた楽しい。ウレシタノシの気分のままいつもの場所へ。
台風後、初の修行ですがすっかり梅雨も明け、濁りも取れて5月の頃と同じような透明度の海。これまた結構嬉しかったりして。
ところが嬉しさに反比例して反応はありません。姿も見えず。水面を割るのはボラの巨体ばかり・・・・・。(どっぽぉ~~ん!)
港内側の得意ポイントへ。
堤防には全く墨跡なし。
やっぱ誰も狙わないんだよね・・・・。
と思いながらしゃくってると・・・・。
「お!」
コロッケが追ってきてます。でも、なんだか随分見難い。海の底の色と水深からなる光線にアタシの偏向グラスのレンズの色があってないのかも? それでもなんとか目をこらしながらコロッケの動きを追います・・・・・・・・・・
スカ。
・・・・・・。
スカ。
抱いたように見えても、まったく触ってません。
2回スカをくらい、コロッケちゃんの姿を見失ったところでエギをピックアップしようとしたら。
ぷす。
狙っていたやつではあるのだけど、狙った通りにはかからないモンで。
ちっこいくせにスミたっぷりで堤防におもいっきりマーキングしてもうた。
やっぱあたしゃ修行がたりんですわ。
でも、笑えるのは一昨日デカイカを釣ったのと
同じエギでの結果だということ。
う~~~~ん。
「コロッケはデカイカに通じる」
これまた名言。