昨日のアオアジ。
醤油汁につけたろ。と思って流しの下をあける。
「あれ?」
醤油(濃口)がない、みりんがない。
冷蔵庫には生姜もない。肝心なものがみんな切れてるではないか!
ありゃりゃ。
仕方ない。とりあえず、あるもので配合。
薄口醤油に料理酒(塩分2.5%くらい)を1:2くらいで混ぜる。かずんだらサスガに酒臭かったので火にかける。にんにくをふたかけ。
さまして漬けた。
見てのとおり、脂が全く浮いてこない。それどころか、さばいてる最中も指には全く脂がつかず。タマゴも白子も入ってて、元気一杯のような気がしたのだが・・・。
一晩漬け込んで汁から上げ、水気を切る。そのまま夜まで冷蔵庫で寝かす。ホントはラップもせずに水分を飛ばしたかったのだけど、帰宅したらヨメがしっかりラップをかけてた。やっぱ臭ったかな。あまり期待せずにとりあえずバンメシのおかず。
縮んで見てくれも悪いのだが。
あぶらっけもまったくないのだが。
ホントに期待してなかったのだが。
・・・・それなりにウマイのだ。
正直言ってちとびっくり。
薄口醤油と酒を混ぜたものに漬け込んだサカナを干して干物を作る。ってハナシは聞いたことがあるのだけど、干さずにそのまま焼いて食ってもかなりウマイ。ちびっと焦げ目がついてるとこなんてさらによろしい。あぶらっけがないから粉はたいてフライパンで焼くかとおもってたのだけど、そのままグリルで焼いても全く問題なかった。今度は生姜をきっちり用意してつけこんでみっかな。やっぱアジには生姜でしょ。
なんとなく新発見のような気がしてちょいと気分がよろしい。