お昼頃から晴れ間が出てきた。
「う~~んこれはひょっとすると・・・」
昼過指定の仕事を片づけ、例の港へ。
朝の場所には入らず、イカ釣りを始めた頃から気になってた場所をまず試してみることに。
一投目では反応なし。風が強いので水面下が見えないのと、ラインが弧を描くのでちと釣りにくい。しかし、岸沿いに投げた(今朝のスレイカ堤防の奴らは水深20㎝くらいのところにいたことから推測して投げた)2投目、ダートさせてると随分遠くから
「ひゅぅ~~~~~ん!」
てな感じでちびイカが
トンデキタ!
うわ~~、イカって、こんなに早く泳げるのね・・・・・と、少々びっくり。
こういう状態は「やるきまんまん」なはずなので、そのままフォールさせれば抱くだろうに、今回の出動のテーマは「ダート後の高速離脱」だったので、即水面からエギを上げる。
で、エギをさがしておろおろしている彼らの向こうにエギを投げると・・・・・
「ちとあやしい・・・」てな雰囲気で抱いた・・・
と思ったら、墨はいて逃げた。あいや・・・・・。
「しもた。トンデキタ時にだかせときゃよかった・・・」
と、思ってぼお~~としてたら足下から浮いてきた奴(100gはおそらくないサイズ)が素直に乗ってきた。あれれ・・・・。
とれたには違いないのだけど、拍子抜けな感じ。
このあと反応が無くなったので、朝の堤防へ。
ロッドを持って堤防に登り、顔を出して水面を見たら・・・・
「ありゃ!いるじゃん!」
「あんたたち、朝はいったいどこにいってたのよ~~~。」
つぶやきながら投げる。
・・・・・・・・・・・・・。
ここからが難しい。
反応はある。
ダートに寄ってくる。
フォールで近づいてくる。
色が変わって「いよいよか!」と思わせる。
・・・・・・・・。
抱かねんだよなあ~~~。
2度、間違いなくエギにさわった(見えた)のだけど、もっていかずじまい。
他の群れも同様。結局、イカの姿は確認したもののとれずじまい。
う~~ん。やっぱ時合があるのかな。
こんなことなら用事を先に済ませて夕方出動すればよかったか。
ふう。
こんなことでめげてはいけない。
イカ釣り修行は続くのだ。