土曜は朝からキス釣り。
5:00起床、準備して、ねむりかぶった子供を抱いて車に乗せる。
ちょいと時間がかったけれど、朝飯食って釣り場についたのは6:50am。
さて第一投、というところなのだけど・・・・。
港の中のナブラがちと激しい。あちこちでばっこんばっこんやっている。
う~~~ん。今日はスピニングリールとルアーロッドしかもってないんだよね・・・おまけにルアーは持ち合わせが無いし。子供にハナシをあわせながら意識はナブラに行ってばかり。う~~ん。どうやら青物ではなさそう。ず~~とナブラを凝視して、わかったことは「こいつらセイゴだ」ってこと。
で、ナブラに加わらないやつらが足元にわんさか見える。ここは河の導流提の役目を果たしている堤防なんだけど、足元はがっぽり穴が開いていて、港と河がつながっているのだ。このセイゴちゃんたちがちびっ子たちならばそんなに気にならないのだけど、40センチ近いサイズががっぽり見えるとなるとちょいと目の色が変わる。しかしまあ、今日はキス釣り。また明日一人でくることにするか。
え?キス?
ここではクサフグちゃんの猛攻。かかったクサフグをよせてると、ヤツはローリングするんだけど、それについて40センチクラスのセイゴが浮いてくるのがおもしろくない。子供が釣ってて、親父は横で水面直下を凝視しているんだけど、そういった目でみているせいか、ついてくる大型のセイゴやらエバやらがやたら気になるのだ。
どうすれば明日釣れるか・・・・てなことばかり考えながら撤収、場所移動。
子供が寝た間に小場所でキス2尾。その後移動した場所で子供がタイの子とゴッババ(めごち)を釣る。ゴッババはぬるぬるして捌くのがヤなのでリリースしようとしたら「食べる!」の一声。しょ~がねえなあ・・・と、だまって持ち帰ることに。
しかしまあ、渋いときの子供とのキス釣りは結構しんどい。8月末ではあるけど陽射は強いし。「釣りを楽しむ」というよりは、「子供と遊ぶのを楽しむ」といった雰囲気。まあ、3歳だしこんなもんでしょ。でもまあ、それでも今回は収穫があった。三歳の彼女は、「投げること」に興味を持ち始めた。「今度練習してからね」と言ってなだめたけれど、「巻く」→「釣る」→「投げる」→「仕掛けを結ぶ」→「餌をつける」といった、キス釣りを自分で一通りできるようになるための階段を一段づつ上っているような気がして結構うれしいダメオヤジなり。
あたしが始めてマイロッドとリールをオヤジから買ってもらい、自分で餌つけて投げて釣ったのが小学校2年生のとき。おそらくその年までには彼女はあたしのよき釣りパートナーになってるでしょう・・・・ということにしといて。