朝からカマス探し。
もっとも期待していた南薩の外洋に面した港。「先端にはずらりとエッサマンが並んでいる」との読みはおおハズレ。「先週はよかったんだけどね~~」と、堤防先端で一人投げていたルアーマン氏のハナシ。6尾ほどピンカマスを釣っていた彼のカウントダウン、なんだかえらく長い。「ひょっとして底べったりですか?」と聞くと「底ッスよそこ!」とのこと。外洋に面した堤防先端、深くて潮の流れが激しいところでフライラインを沈めるのはちとキビシイ。ルアーマン氏にことわってちょこっと投げさせてもらって沈めてみたけれど、もちろん反応ナシ。
対岸の灯台先端にもエッサマンがずらりとならんでいるのだけど、竿が曲がるのを一度も見ないままだった。
というわけで6:30amには移動。
いつものカマス堤防には誰もいない。投げてもカマスの反応はなし。海亀が「ぷはあ~~」と頭を出したり、ネイゴの小さいのがちょろちょろついてくる程度。しかし、対岸の低い堤防には延べ竿持った地元エッサマンがたくさん・・・。見てる限りでは全く釣れていないのだけど、あれだけねばっているってことは、おそらく潮が動けば釣れるんだろうな・・・。でも、ここの地元エッサマンはやや気が荒いので、ちょこっとだけ声をかけてまた移動。8:00am前ともなるとさすがに暑い。
暑い中、まあ、いないだろ、と思って歩いた最後の堤防。海を覗き込んでびっくり!
「い、いるじゃないですか!」思わず声が出る。
足元をゆたあ~~と移動中の彼ら。「よっしゃもらった!」夏の炎天下、ここでクロカマス入れ食いでクーラーイッパイ・・・・ってな経験は何度もあるのだ。一人で異常にハイテンション!
まずは表層を何度か引いてみる。やる気があるなら浮いてくるはず。
・・・・・・・・・・・・?ついてこないゾ・・・・。やる気なしモードか??
群れをおっかけてはその前あたりにフライを通したり、遠投したり。あちこち投げ散らかしても反応ナシ。う~~~ん。オカシイ。
思い切ってラインをSTからWFに変更、沈めてみる。しかし、一度だけ群れが浮き上がってきたもののそれっきり。
水は済んでいるので姿は見えるのだけど、クロカマス特有の背中のグロテスクな模様が見えない。ひょとしてオオメ?まさかアカ?
結局のところわかりませんでした。
・・・・・・・・・だって釣ってないんだもの。久しぶりに完全ボーズをくらったのでした。
10:00amともなるとさすがに焦げるように日が差してくる。釣れないまま長い時間粘るのは耐えられないので、このあたりで終了。
明日は早朝から再度ここに来たいところなんだけど、ちょいと用事があるので朝だけ北方面の別のエリアへピンカマスさぐりに行くつもり。最近カマスに縁がないのだけど、そっち方面は大丈夫かしらん???