フライの雑誌が売り切れだったので、追加注文するという師匠に「来たらとっててください」と云ったのが4週も前のハナシ。
「来たら送ってやるよ」というのを断り、「取りに来ますから」と云ったまま忘れてた。本日ちょうど都合があったので「遅くなってすいません、今から取りに行きます」と電話。
前号と今号を買い、「うへ!一冊1860円もすんの!」と、文句を言いながら金を払ったら「持ってけ」と、レジ横に置いてた袋を差し出す。
「ピン」
「いつもの開いたやつ?」
「生」
「エ゛」
「凍らしたペットボトルが入ってるから3時間は大丈夫」
ぐだぐだ文句言うのを予測していたのであろう、用意周到である。
「こいつは釣るのは苦にするけどさばくのは苦にせん」
「こいつはもらった魚は絶対に捨てん(もらいまんだし)」
とでも思ったのだろうか、わが師匠。
しかし、こんな時間(午後3時前)まで、なんでさばいてないピンが
残ってるんだ・・・・・?しかもわずか7尾。
あ。きょうは水曜日だった。
ホントは店休みだったか。
ちょうど一人分だったので、酢〆にするか蒲焼にするか考えたけど、
サイズがまちまちだったので蒲焼に。
てか、蒲焼丼だな。
ピンカマス、数が釣れなかったときは蒲焼はお手軽です。
ホントにすぐできる。
大名おろし、粉まぶしてフライパンで焼いて、たれ入れて煮詰めるだけ。
たれは醤油とみりんと酒と唐船峡の汁。
唐船峡のは、この時期ならどこのウチにもあるじゃろ。
甘くちがいいのよ。
アクセントがほしいなら唐辛子をひとかけ。
ちょっと大きめのピンは、中骨はきっちり抜いとく。
いくら手抜きの自分用でも、これだけは忘れない。
しかし・・・・
明日がゴミの日でよかった・・・・・。