週末はとお~~っても遅い夏(?)休みだった。日曜日をつぶし、祝日をつぶしてやっとこさとれた、土日を混ぜての4連休。(ただ時間調節してるだけ?)ほんでもって遅まきながら夏の帰省。今年の正月は帰省できなかったのでまるまる1年ぶりの大分となる。
この時期に帰省すると食卓に必ず出てくるのがイチジク。実家の近くにイチジク農家があり、ここが毎朝路上販売をおこなっている。まともに美しいやつはそのまま食べる用として販売されているのだが、ちょっと傷がついたり、形があやしかったりするやつは「ジャム用」として価格安め量多めで売られている。
実家のオヤジがこれをジャムにするのが好きで、朝も早くからイチジク畑(というかハウス)の横の無人販売所に出かけて原料を仕入れてくるのだ。もちろん、‘オヤジのウンチク’はいろいろあるのだけれど、要するに皮をむいて鍋で火にかけるだけ。砂糖は全く入れないけれど十分に甘いってのがオヤジのいうところの「ウリ」。仕上げにレモンならぬ‘カボス’を一個絞るってのがミソなんだけど、このジャム、正直なところ結構ウマイ。美しいまるまんまのイチジクは私はあまり好きではないのだけど(カミサンは大好きで、一度の帰省で20個くらい食ってしまう)イチジクをこのようにジャムにしたものはウマイと思う。あまり外観はよろしくないが、トーストの上で広げながらつぶすのがよい。
火にかけるときには粒をつぶさないのがカマス屋おやじ流。